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絹は古来より中国で作られていました。その神秘的な美しさより「繊維の女王」と呼ばれ、絹を求めてヨ−ロッパより苦難なシルクロ−ドを旅していたのは有名な話です。
日本では紀元前後頃から養蚕が行われ、その後、各地で絹の生産が始まり、和装文化が発展しました。
絹は、蚕が吐き出す糸であることはよく知られており、繭を作ります。繭には人間が長い歳月をかけて改良し、桑の葉を食べさせて飼育された家蚕繭(かさんまゆ)と、野外に放し飼いされ、自然のままに育てられた野蚕繭(やさんまゆ)があります。
繭から繰り出された糸を生糸(きいと)と言い、一粒の繭から約1500mぐらいの細くて長い糸が取れます。 生糸の断面は2本のフィブロインをセリシンが覆う形になっています。
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